書籍紹介:『証拠収集実務マニュアル 第3版』(ぎょうせい、共著)
証拠収集のノウハウを分かりやすくまとめた弁護士の必携書が8年ぶりに改訂され、当事務所の弁護士萩生田が一部執筆しました。
裁判所は、証拠に基づいて事実を認定し、判断を行う機関です。
いくら正しいことを主張しても、証拠がなければ裁判に勝つことはなかなか困難です。
そこで、あらゆる場面における証拠収集について、実務に即してまとめたのがこの一冊です。
基本編では、「登記事項の調査」「法令、判例等の調査」「裁判記録等の調査」「鑑定」など、分野横断的に必要な文書、手掛かりの入手の方法を概説。
実践編では、「不動産関係」「損害賠償関係」「労働関係」「公法関係」など、各事件類型において想定できる限りの証拠を挙げ、どこでどのように収集すればよいか、留意事項について、詳しく解説。
また、今回の改訂では、新法令にも対応し、デジタル証拠などの章も全面的に書き換え、「訴え提起前/後の証拠収集」の章を新設されました。
弁護士にとって役に立つ書籍ですが、一般の方にとっても弁護士に相談する前にどんな証拠が収集できるのかを知るのに役立つものとなっています。
弁護士に相談をする前に入手できる証拠についても書かれていますので、ぜひ書店でみかけた際にはお手にとってご覧ください。
(担当:萩生田)
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